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介護休業給付金とは?受給条件や申請方法を解説

家族の介護によって、一時的に仕事を休むことになった人の多くは、お金の心配に直面しているのではないでしょうか。そんなときに活用したいのが、「介護休業給付金」制度です。こちらは、もともとの所得に応じて国から給付金が支給される制度ですが、制度を受けるための要件や申請方法をしっかり理解して活用できるようにしましょう。

介護休業給付金とは

介護休業給付金とは、家族の介護のために介護休業を取得した労働者に対して通算93日まで(分割して取得する場合は3回まで)、かつ一定の要件のもと支給される給付金で、介護のために仕事を休む労働者の経済的な負担を軽減させることを目的とした制度です。

介護休業給付金の受給金額については、以下計算式に当てはまて算出することができます。

介護休業給付金額:【日額賃金】×【休業日数(最大93日まで)】×【67%】

およそ7割が支給されることになるので、経済的な負担を軽減できると感じる人が多いと思います。

ただし、介護休業期間中に会社の規定によって賃金が発生している場合は、計算式が異なりますので、注意してください。具体的には、発生した賃金が、介護休業前に受け取っていた賃金の13%以内におさまっているようであれば、給付金額に影響はありません。これを超える場合は別途計算式(休業中の賃金+介護給付金=80%)によって調整されます。

また、支払われた賃金が休業開始時月額賃金の80%以上であった場合には給付金は支給されません。

 

主な給付要件

介護休業給付金を受け取るためには以下の3つの要件を満たしてい必要があります。

  1. 雇用保険に加入している
  2. 家族の常時介護のため、2週間以上休業する必要がある
  3. 職場復帰が前提である

介護休業給付の手続きについて

介護休業給付の手続きは、介護休業が終了してから2か月後末日までに申請を行う必要があります。手続きができる期間が限られているので、申請を忘れないようように準備しましょう。申請書の手続きは、基本的に会社を通じて行います。

 

申請書の必要書類

  • 介護休業給付金支給申請書
  • 被保険者が事業主に提出した介護休業申出書
  • 住民票記載事項証明書等(介護対象家族の方の氏名、申請者本人との続柄、性別、生年月日等が確認できる書類)
  • 出勤簿、タイムカード等(介護休業の開始日・終了日、介護休業期間中の休業日数の実績が確認できる書類)
  • 賃金台帳等(介護休業給付金支給申請書に記載した支給対象期間中に支払われた賃金の額及び賃金の支払い状況、休業日数及び就労日数 を確認できる書類)
    ※上記の他、対象介護休業期間中に対象家族が死亡した場合には、必要に応じて戸籍抄本、死亡診断書、医師の診断書など を添付する必要があります。
  • 雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書

これらの必要書類は、厚生労働省のHPで確認できますし、必要書類の多くは会社側が用意してくれるものなので、そこまで難しく考える必要はありません。会社の労務担当者に相談、確認して、申請書類を準備していきましょう。

申請書を提出してから審査が行われ、問題なく支給決定された場合は、およそ1週間後には指定口座に振り込まれます。

 

まとめ

介護はただでさえ、肉体的、精神的な負担が大きく、そこに経済的不安が重なり、かなり疲弊してしまう人も多いと思います。しかし、介護給付金制度を活用することで、経済的不安は大幅に軽減でき、心強い味方になってくれること間違いないので、制度をしっかり理解し必要なとき活用できるようにしていきましょう!

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