過酷な環境下でも寸分の狂いもなく時を刻み続けるダイバーズウォッチは軍隊にも採用されることもあり、タフに使えるダイバーズウォッチに密かに魅了を感じているの方も多いのではないでしょうか?
そんなダイバーズウォッチも多くの時計メーカーから発売されどれが人気なのかイマイチわからない方も多いかと思います。そんな方に向け、今回はダイバーズウォッチの購入を考えたらとりあえず候補に入れておきたい定番の一品を紹介したいと思います。
ロレックスサブマリーナー
高級ダイバーズウォッチとして有名なロレックスサブマリーナーは、高い耐水性と機能性をもちながらも、スタイリッシュで高級感のあるデザインで人気のモデルです。
その歴史は古く、イギリス軍が軍用時計として製造を依頼した「ミリサブ」と呼ばれるものも存在します。
高級腕時計というと、ベルト調整だけでも店舗に依頼して行うことがほとんどですが、この製品は、ベルト調整が自分でできるのも大きな魅力です。
1953年に製造を開始して以来、長年の改良を重ね、現在では耐磁性・耐震性を向上させ、潜水時間や減圧停止を正確に測定することも可能にしました。
2010年に発売したモデルからは、ケースラグ部分を大型化し、さらに耐久性を高めています。
オリスダイバーズウォッチ
1965年に、今ではオリスの代表作とされる100m防水を備えたダイバーズウォッチを発表しました。当時最先端であったタイマースケール付き逆回転ベゼル、ボールド体で発光性のあるインデックス、この時計は50年後に復刻版として発表されることとなります。
復刻版の高い再現性は高く評価され、2015年の発売以来、人気のモデルとなっています。
耐水性能は発売当初から変わらず100m防水で、ヴィンテージ感のあるデザインが人気の理由です。
ブランパンフィフティファソムズ
ロレックスのサブマリーナと同年に製造されたこの時計は、フランス軍の潜水隊向けに開発されました。フィフティファゾムスは高度な防水性能や、視認性の高い夜光塗料だけでなく、潜水時間を計測するための目盛りがついた「回転ベゼル」をもっているという点で「元祖ダイバースウォッチ」と評価される人気のモデルです。
こちらもまた、初代モデルの復刻版が2003年に発売され人気を集めました。
現在発売中のフィフティ ファゾムス バチスカーフは30気圧防水を備えており、ムーブメントにはキャリバー1150を搭載しています。
ムーブメントには時計業界において近年開発された革新的な素材を使用することで、等時性が改善され、時計の精度も向上しています。
セイコープロスペックス
1965年にダイバーズウォッチを発売して以来、セイコー独創のスプリングドライブで、マリンスポーツやクライミングなど、アクティブなシーンでの使用時における温度変化や衝撃の影響を受けにくく、スポーツシーンにおける高い信頼性を実現しています。
その中で、セイコープロスペックスマリンマスタープロフェッショナルという機種は、海外でのダイビングにも適した機種であり、24時間針を方位計としても活用し、海中から浮上後、太陽の位置で方位を確認することが出来る機能を持ちます。さらには、飽和潜水1,000m(約125気圧)にまで対応した機種があるなど、機能性に大変優れたモデルです。
シチズン プロマスター
国産の腕時計として1989年の誕生以来プロフェッショナルスポーツウォッチとして人気の同モデルは「陸」「海」「空」それぞれに特化したモデルを製造しています。
すべての製品にシチズンを代表する機能「エコドライブ」を搭載、それにより定期的な電池交換は不要となっています。
防水性は200m~飽和潜水1000mまでと幅広く、水中でも操作しやすいよう凹凸を設けたベゼルや、暗所でも見やすい夜光塗料付きインデックスと針を持つ製品から日常使いになじむデザインまで、幅広くニーズに対応するラインナップです。
まとめ
お気に入りのモデルは見つかりましたか?ここで紹介したモデルでも画像にあるのはほんの一例です。同じブランドの同じモデルでもグレードによって見た目は大きく違うことがありますし、他にもたくさんのブランドから発売されていますのでじっくり探してみてください。
時計は一生物になることもありますし、焦らずゆっくり選んでみましょう。むしろ、この時間を楽しむくらいがちょうど良いのかもしれません。